一般社団法人日本ウェルビーイング医学協会

現在に至るまで私たち医師、歯科医師(以下医師と呼ぶ)は医学的に診断の下された疾病の治療や疾病の予防に尽力を尽くしてきました。しかし世の中には医学的診断の下されない病(illness)に苦しみ、悩み、WHOの定義する健康で、身体的、精神的、社会的にウェルビーイングとは言いがたい状況にある人々が数多く存在します。中には自分自身の抱えている悩みや心身の状態を人に相談することもできず、解決策も見当たらないという行き詰った状況にある方も少なくありません。
日本ウェルビーイング医学協会では、今まで医学的診断の元では疾病とみなされてこなかったillnessに焦点を置き、医学的根拠や専門的知識を持つ医師達の知恵に基づいた安全なソリューションを提供し、普及させる事により身体的、精神的、社会的にウェルビーイングな状態へ導き、人々の幸福(well-being)に貢献します。

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ウェルビーイングとは

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ウェルビーイングとは、WHOの健康の定義によれば、身体的、精神的、社会的に完全に「良好な状態」ということを意味します。
1946年の世界保健機関(WHO)憲章の草案の中で、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあることをいいます(日本WHO協会:訳)」と用いられています。
反対に、病気であるという事は、英語では主に3つの異なる言葉があります。
diseaseは医学的診断が下された疾病、illnessは本人がそれをどのように感じ、受け止めているかという病い、sicknessは周囲や社会がどうみなしているのかという病気に区別されます。つまり、医学的に診断が下されていなくても本人が辛い、苦しいと悩んでいる事はillnessであり、ウェルビーイング(良好な状態)とは言えません。
また、精神的、心理的にウェルビーイングであるという事は、「自分に対しポジティブな態度を持つ事(自己受容)」、「他者とのポジティブな関係を持つ事」、「自己決定ができ自立している事(自律性)、「自分の周囲や環境に対応する能力と達成感がある事(環境制御力)」、「人生の目標と方向性が持てている感覚がある事(人生における目的)」、「成長し続けている感覚がある事(人格的成長)」の6つが定義されています。

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入会について

社団法人会員の特典

  1. 認定専門医資格の取得

  2. ウェルビーイング・ソリューション商材の共同購入により会員価格で購入可能

  3. セミナーの会員価格での受講が可能

  4. チャリティイベント(年末ガラディナーなど)への招待状

日本ウェルビーイング医学協会について

日本ウェルビーイング医学協会会則